TikTok と東宝による縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2024」グランプリは4度目にして史上初のアニメ作品「遊園人」に決定!三吉彩花アンバサダー「縦型映画はまだまだ秘めた可能性がある」TikTok と東宝による縦型映画祭で多くの才能が輝く!齊藤京子を主演に迎え新作の縦型短編作品を制作
ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と東宝株式会社は、今年で 4 回目となる縦型映画祭「TikTok TOHOFilm Festival 2024」を開催しました。
2021 年に開催した第 1 回 目のアンバサダーを務めた北村匠海からバトンが引き継がれ、第 2 回目は 磯村勇斗、第 3 回目は池田エライザ、そして第 4 回目となる今回は三吉 彩花が就任し、2024 年 6 月 26 日(水)から 10 月 29 日(火)ま で縦型映画作品を公募しました。
今年で 4 回目となる本映画祭には、約 400 の幅広いジャンルの応募 作品が投稿され、11 月 22 日(金)に実施された審査会にてファイナリストに 17 作品が選出。そして 12 月 19 日(木)に実施された授賞式
には、アンバサダーと審査員を務める三吉彩花(俳優・モデル)、審査員の萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデュ ーサー)、MEGUMI(女優・プロデューサー)、しんのすけ(映画感想 TikTok クリエイター)に加え、グランプリ受賞者の新作映画に主演する齊藤京子(俳優)が出席し、グランプリ/準グランプリ/アニメ・CG 賞/特別賞/今年新設された「きみの色」賞 (※)の発表を行いました。授賞式の模様は TikTok LIVE でも配信されました。
(※)2024 年 12 月時点で公開中の長編アニメーション映画「きみの色」(山田尚子監督最新作)と「TikTok TOHO Film Festival 2024」が タッグを組み、賞を新設。
「TikTok TOHO Film Festival 2024」の<グランプリ>を受賞したのは、約 400 作品の応募の中から総合的に最も高く評価された「遊園人」(ゆうえんじん)でした。本映画祭において史上初めてアニメーション作品がグランプリとなり、監督の「一寸先はおじ」が記念トロフィーを受け取りました。三吉彩花は、「『遊園人』は審査員全員が満場一致で票を入れた作品でした。
一寸先はおじさんが今後どのような作品を撮るのか、今後の未来をもっと見たいという思いから選出いたしました」と理由が語られると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。一寸先はおじが制作する受賞記念新作の主演を控え、プライベートでも TikTok をよく利用しているという齊藤京子は「作品を一目見た時に、画のタッチの独特さに惹き込まれました。衝撃的な結末や、現代人にとって考えさせられる内容だと思いました。一寸先はおじさんの新作に主演できることがとても楽しみです。」と意気込みを語りました。
続いて、<準グランプリ>は、ストーリーテリングを含め総合的に高く評価された「モブライフ」(許馨予、張家豪、髙原春菜)が堂々の受賞。<アニメ・CG 賞>は、技術を駆使することで高く評価された「灯台守と迷子の幽霊」(香取徹)が受賞に輝いた。そして、<特別賞>は「絶滅メシ」(細沼孝之)が受賞した。また、「才能を秘めたクリエイターを讃えていきたい」という思いと、映画「きみの色」で描かれる「それぞれの“色”を尊重したい」というテーマをもとに設立された<「きみの色」賞>は、色をテーマに高く評価された「僕の春は何色」(モント)に決定し、各受賞者に記念トロフィーが授与されました。
全受賞作品の発表が終了し、アンバサダーと審査員を務めた三吉彩花から「縦型の作品はまだまだ秘めた可能性がたくさんありますし、今回の映画祭にも本当に素晴らしいクリエイターの方がいらっしゃったので、今後もそのような方々と出会っていきたいです。希望ある未来を楽しみにしながら頑張って参ります。」と、縦型映画の可能性を広げる、才能あふれるクリエイターたちへ熱いメッセージが贈られました。
各審査員とグランプリ受賞者の一寸先はおじが参加したトークセッションでは、縦型映画やそれぞれの思いなどが語られました。クリエイターたちの新たな才能が羽ばたくきっかけとなる本映画祭における今後の可能性について、萩原健太郎は「これから日本でもますます縦型映画の需要が増えると思っています。まだ新しい手法を生む土壌があると思いました」と語りました。また、MEGUMIは「縦型映画を実際に見たら、没入感や特徴的なテロップの位置など、縦型ならではの“カラフルな魅力”を感じました。ここから大スターが生まれる可能性を感じ、大変ポジティブな衝撃を受けました」と思いを述べました。一寸先はおじは「自分たちのような映像を作るクリエイターからすると、TikTok というプラットフォームでは、作りたい意欲さえあれば誰にでもチャンスがあり、本映画祭はその機会を与えてくれました」と映画祭への感謝を述べました。今回 4 回目となる本映画祭の第 1 回目から参加しているしんのすけは「『TikTok 上半期トレンド大賞 2024』では、ショートドラマという単語が大賞を受賞し、TikTok でも世間的にも縦型映画が認められました。広告としてショートドラマが作られることも増えたので、とても注目度の高い映画祭になったと思います」と語りました。
また、受賞作品の中に 3 つのアニメーション作品が含まれていることについて、岡村和佳菜は「2DCG やストップモーションアニメ、手書きのアニメなど多彩な手法が使われた作品が受賞作品に入っていて、面白かったです。縦型アニメのきっかけになる年とも言えるのではないかと思いました。」と言及。さらに、本映画祭のグランプリ受賞者には東宝プロデュースによる新作縦型映画作品の制作権が贈られるが、新作の主演を務める齊藤京子は「主演を務めることができて光栄で、楽しみです。『遊園人』は台詞がないアニメなので、新作映画では台詞が喋れたらなと思っています」とコメントしました。
最後に、短編映画の監督を務めたこともある三吉彩花は、縦型映画を撮るならどんな作品を手掛けてみたいか?と聞かれると「写真を撮るのが好きなのですが、人ではなく景色や色とか物質とか、人の表情以外のものをカメラに抑えることが多いので、チャレンジするなら顔が映らない手や足の表情に関わるものなら挑戦できる」と独自の案を発表。
縦型映画の新たな可能性が語られる中、授賞式は大盛況のうちに幕を閉じました。今後、グランプリを受賞した一寸先はおじは東宝によるサポートのもと、齊藤京子を主演に迎えた新作の短編作品を制作します。是非ご期待ください。
■各部門受賞作品/受賞者コメント
■グランプリ/「遊園人」(一寸先はおじ)
https://www.tiktok.com/@isuoji/video/7431170619305217296
コメント:まずはこのような素晴らしい賞をいただきありがとうございました。審査員や関係者応援した方々にこの場で感謝を申し上げたいです。「遊園人」は自分が普段の生活の中で感じたことを表現した作品です。現実世界でもネットの世界でもそれぞれの人が、人や物に気遣う気持ちを持っていただくと、その人に良いことが訪れるのではという思いから作品を作りました。
■準グランプリ/「モブライフ」(許馨予、張家豪、髙原春菜)
https://www.tiktok.com/@doramamiru3/video/7417687745109298450
コメント:このような素敵な場を設けていただき、ありがとうございました。審査員の皆さま、スタッフや関係者、役者の皆さんもありがとうございます。我々にとって短尺映画は初めての挑戦でこのような賞を頂けて光栄です。
■アニメ・CG賞/「灯台守と迷子の幽霊」(香取徹)
https://www.tiktok.com/@user9676795301193/video/7431199589824220424
コメント:賞をいただくのは初めてなのでとても嬉しいです。アニメーションで縦型をやってみてアニメーションは自由にレイアウトができるから縦型映画と相性が良いと思います。
■特別賞/「絶滅メシ」(細沼孝之)
https://www.tiktok.com/@i_am_yossiy/video/7431135613207842056
コメント:本当に光栄な賞をいただけて嬉しいです。作品を制作するなら現代劇で配信者の要素を入れたかったのと、僕は怪獣が大好きでせっかくなら怪獣を出したいと思っていました。恐らく今まで縦型の怪獣映画はないと思うので、こういう機会をいただけて本当に感謝しています。
■「きみの色」賞/「僕の春は何色」(モント)
https://www.tiktok.com/@monto12341234/video/7430739859569937682
コメント:この作品は、映画「きみの色」を実際に映画館で見て、その衝撃や熱量を感じて作った作品なので、これほど光栄なことはありません。
【関連ページ・アカウント】
公式サイト・過去受賞作はこちらから:https://tiktoktohofilmfestival.com/
公式 TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@ttff_ttff
公式 X アカウント:https://x.com/tiktoktohoff
【映画「きみの色」について】
高校生のトツ子は、人が「色」で見える。そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。トツ子をはじめ、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えていた。音楽で心を通わせていく三人のあいだに、友情とほのか
な恋のような感情が生まれ始める。周りに合わせ過ぎたり、ひとりで傷ついたり、自分を偽ったり―。やがて訪れる初めてのライブで見せた三人の「色」とは。(公式サイト:https://kiminoiro.jp/)
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