大原優乃、ピコ太郎、錦笑亭満堂が、三田警察署一日署長に就任！　特殊詐欺撲滅と交通安全を訴える！

4月25日（金）正午より、東京・田町駅周辺にて警視庁三田警察署「特殊詐欺被害撲滅・交通安全キャンペーン」が開催され、エイベックス・マネジメント・エージェンシーに所属する大原優乃が一日警察署長、ピコ太郎が一日警察副署長、そして錦笑亭満堂が一日生活安全・交通課長として参加した。

大原は昨年に続き、2年連続の一日署長就任となった。

大原は昨年と同じ警察署長の制服に身を包み、ピコ太郎はいつものパイソン柄衣装、満堂は落語家らしい和服姿で登場した。

3人は三田警察署・野邊隆之署長とともにオープンカーで三田警察署からなぎさ通りなど周辺をパレード。その後、JR田町駅東口コンコースにてトークショーを行った。

トークショーでは、大原が2年連続の一日署長就任に感謝の意を示し、「身が引き締まる思い」と改めて制服を着た感想を述べた。

ピコ太郎は「私は目立ちやすいので、特殊詐欺の完全撲滅に協力していきたいと思いますピ」と意気込み。さらに「特殊詐欺、三田警察署、ウー、逮捕」と、PPAPの節に合わせて軽くカマした。ここで司会が「以上、一日警察署長の～」と紹介を終えようとすると、「すみません、まだいるんです！」と満堂が立ち上がり、存在をアピール。

三田に住んでいるという満堂はこの仕事に強い思い入れがあり、さらに落語の師匠方に高齢者が多いことから、特殊詐欺撲滅に気合いを見せていた。

近年、特殊詐欺で増えているのは警察官の名を騙って電話をかけ、ビデオ通話で逮捕状を見せて金銭を振り込ませようとしたりするというもの。しかも特殊な手法を使って、実際の警察署の番号でかかってくるケースが多く、うっかり信じてしまう被害が後を絶たない。実際に三田署管内でも急増中だという。

トークの中でピコ太郎は「警察を名乗ってきた電話には、必ず『折り返すので、部署とお名前を』と言いましょうピコ」と対策を伝授していた。

また交通安全の話題では、大原が「信号を守って横断歩道を渡るという、基本的な交通ルールを守りましょう」と、交通安全の原則を改めて周知。

最後は参加者・観覧者全員で「特殊詐欺を撲滅するぞ！　警察からの連絡は警察に確認するぞ！　交通ルールを守るぞ！」とシュプレヒコールして締めとなった。

3人の囲み取材に移ると、本日のイベントの感想として、まず大原が「改めて特殊詐欺の手段がどんどん変わっていることを知り、被害に遭われた方のことを思うと胸が痛むんですが、今日だけではなく、今後も力になれるよう努めたいと思います」と言えば、ピコ太郎は「警察からの電話は、必ず折り返すというのを強く強調したいとお伝えして、締めたいと思いますピコ」と言って締めようとすると、またも存在を消されそうになった満堂が慌てて割って入る。

「一日警察署長が夢だったんですが、今回第一歩として課長になれて、これから署長を目指します」と語った。

この日、警察の制服を着ていたのが大原だけだったことに質問が及ぶと、ピコ太郎は「これ（衣装）は僕の皮膚ですピ。だから全裸ですピ！」と回答。大原は「うわ！」と驚いていた。

さらに質問の中で満堂が25万円のクレジットカード詐欺に遭ったことを告白したが、ピコ太郎が詳しく問い詰めると、どうやらぼったくりだったことが判明するひと幕も。

そして話題は、先日公開されたYouTube20周年動画に、日本人で唯一ピコ太郎の動画が含まれていた件に及ぶと、ピコ太郎は「日本のメディアの皆さん、もっと取り上げてくださいピ！」と訴えていた。

短い時間ながら、大原優乃、ピコ太郎、錦笑亭満堂の3人は、特殊詐欺のケースと被害回避の方法、そして交通安全について理解を深め、人々に徹底を呼びかけ、充実した時間となった。